26日、少し遠出してゼンマイを探しました。
毎年同じ株から採取すると株が痩せてしまい、
ゼンマイが細くなってしまうので、新しいポイントを見つけようと思い立ったわけです。
途中見頃の菜の花を見つけて、ちょっと寄り道^^
まず大畑林道の途中まで行ってから、少し戻って羽黒林道へ入ります。
湿った場所を探しながら、採り頃のものを採取しました。。
まだ短いものは次回のお楽しみに〜〜〜
(周りの緑のシダにピントが合ってしまった・・・)
様子見でしたが、そこそこの収穫でした。
ワラビも出始めましたよ^^
トリアシショウマ
手のひらですり合わせる様に洗うとケバケバはかなり脱落します。
更に火を通すとケバケバは気にならなくなります。
茹でたり、炒めたりして調理しますが
サクサクした食感でクセもなく美味しく頂けます。
我が家では味噌汁にしました。
ホンナ(ヨブスマソウ)
定番のお浸しで頂きました。
シドケ(モミジガサ)
山菜の王様と称され、お値段もなかなかです。
20本程見つけましたが、沢山増えてくれることを願って
採取しませんでした。。
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27日夕方の県内ニュースで
シドケだと思いトリカブト(毒)を採取して食べたという報道がありました。
トリカブトは新芽のうちはニリンソウ(可食)と間違えやすいのですが
ニリンソウは茎は立てず、白い花が咲くことで見分けられます。
ところが、茎を立てたトリカブトはシドケに似てるらしいのです。
放送では紛らわしいものや自信のないものは、採らない、食べない、あげない
と言ってましたが、採取した本人は何も疑わず、自信を持っているわけですから
誤食はなかなか減らないと思いました。
ところで一つ疑問が・・・
シドケは山菜の中でも取り分けアクが強く、キド味も強いのが特徴なんですが
トリカブトは全く違う味だと思うのです。(これは想像ですが)
シドケを食べたことがある人なら、あの超列な風味を覚えていると思うのです
なぜ、一口食べたところで気が付かなかったのか・・・不思議です。
もし、一度も食べたことが無いのであれば採取はしないだろうと思うし。
なんだか納得できないニュースでした。
何はともあれ気を付けて山菜を楽しみたいものです。。
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〜オマケ〜
この、怪しげな物体は・・・
ゼンマイの綿なんです。
ゼンマイを採る方はゴミとして捨ててしまうものですが
野良猫は大事に保管してます。
小さな夢ですが、いつかゼンマイの綿で布を作ってみたいと思って集めています。
一般には「ゼンマイ織」として流通していますが、
一部の職人さんがすべて手作業で作っているものです。
秋田では由利本荘市の天鷺村(あまさぎむら)でゼンマイ織の小物を販売しています。
コースター位の大きさでいいから作ってみたい。。。
以上、野良猫の独り言でした。。。