お山の草Ⅲ

この日のお目当てはコシアブラ
元々秋田ではあまり人気が無かった山菜ですが、ここ数年でスーパーでも売られている程人気が出て来たようです。
タラの芽と同じように木の新芽なのですが、枝に棘はなく採取しやすのが大きな特徴です。






天ぷら、お浸しも良いけれど我が家では混ぜご飯に利用します。
鶏肉、油揚げなどをめんつゆで煮て、仕上げに刻んだコシアブラを加えます。
香りと食感を残すため、火を通しすぎないことが重要です。





山菜の成長は早く、大忙しの野良猫夫婦でございます^^

ゼンマイ(左)とシドケ(右)




ゼンマイは俗に言う”男”と”女”に分けられます。
主に栄養葉と呼ばれる女ゼンマイを採取します。男ゼンマイは胞子葉で残すのが常です。
ところが、ハーフみたいなのも有るのね~



ちょっと調べてみたら、アメリカには栄養葉と胞子葉が同居するものが有るそうな。
外来種だったのね。




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ワラビ


毎年採れすぎたワラビは生のまま塩漬けにして保存していましたが、今年はアク抜きしたワラビを冷凍してみる事にしました。



タケノコ





親指位の太さの笹タケノコ。豚肉と味噌炒めにしました。
山菜づくしの晩ごはん^^





枝垂れ桜が満開で、我が家の山菜採りも真っ盛り。。


お山の草Ⅱ

三密を避けてお山へ繰り出す野良猫夫婦ですが、およそ一年振りの山はやや様変わりしてましてねー
凸凹で車一台がやっと通れるような道が均され、道幅も少し広くなっていました。
杉を伐採するための重機の跡だったんですね。
今までほぼ手つかずの山だったのに急に伐採なんか初めて、秋田杉の買い手でも見つかったのかしら。
なんて話をしながら進んでいくと、道沿いにワラビ発見。程よく育ったものをポキポキ採取しながら進んで行くと、
大きな杉が切られて小さな苗が植えられた急斜面にウド発見。







やっぱり野生のウドは美味しいですね。
あ、買ったことは無いか^^



あちこちウロウロして、そこそこの収穫。


左から、ウド、ワラビ、笹タケノコ、ヤマブキショウマ





ゴヨウアケビの花。




アケビの花は紫色だと思っていたけれど、これは白いのね。





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アミガサタケ。



生食は禁物。
縦に割ってから茹でこぼした後調理しますが、茹でている時の湯気も吸い込まないようにした方がいいらしいです。


ウドとアミガサタケの醤油炒め、美味しかったですよ^^






さて、引きこもっている間に縫い物も進みました。
例年なら縫い物そっちのけで、海だ~山だ~畑だ~と駆け回っているんですけどねぇ。。




端切れの整理をしていて見つけた六角形に切った布。
小物入れが3個出来ました。
上2個のサイスは、10x6.5x2(cm)。下は9x6(cm)です。



まだまだ小物が増えそうです。

お山の草

春本番
ここ数日変わりやすい天気が続いていますが、雨のやみ間に近くのお山で山菜採りに励む野良猫夫婦でございます^^



知人に、「山菜が採れると野菜を購入しなくても済むから、節約になるわね」と言われ、
確かにそうだけれど・・
何だか悲しい気持ちになったので、
「節約と言うよりは、おかずが一品増えるし、何より旬な食材と真っ盛りの自然は元気をくれるから」と答えたことがあります。


燃料と山を歩き回る労力を考えれば決して節約にはならない気がするのね~。
大した収穫もないのにウロウロ歩き回るので、無駄にお腹すくしねぇ(笑)



まぁ、何といいますか、お山は”ボウズ”が無いので楽しいわ^^何かしら採れるから。。




ヤマブキショウマ


茹でてから出汁で溶いた味噌や醤油に半日ほど漬けると美味しいです。
少々ほろ苦さを感じますが、それも山菜の味かな。





アイコ(ミヤマイラクサ


素手で触ったら腹立つほど痛いトゲトゲのヤツだけれど、茹でるとトゲトゲは気にならなくなるから不思議。
成長したものは茹でてから皮を剥く一手間が有るけど、旨いから許すのです。





ジョウジャニンニク(アイヌネギ)


北海道では昔から親しまれているそうですが、近頃は栽培物も多く販売されていますね。
かなり強めの香りとは相まって、繁殖力は弱いそうなので根ごと採取しないようにします。
我が家では細かく刻んで、炒めご飯やラーメンに薬味として利用しています。






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ミズバショウ



前日の雨で泥濘んでいたので、離れたところから。







ニガクリタケ(毒)



年中元気ね。





見て、撮って、採って、美味しい。
お山の草、いいね!

桜、満開

秋田市は桜が満開です。
19日は上着が要らないくらいのいいお天気でした。
20日からは雨マークが続いていますので、桜の見頃は過ぎてしまいますね。


青空に映える桜。良いですね~~











里山では様々な山菜が顔を出しています。
雪が少なかった年は山菜の出来は良くないと聞いたことがありますが、さてさて今年はどうでしょうね。

タラの芽(一週間ほど前の写真です。今頃はもう採り頃かもね。)





ゼンマイ




我が家の花壇にはスイセンとスズランスイセンスノーフレーク?)が満開です。









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トリカブト(毒草)
各地に固有種が有り、多くの種類に分けられているそうです。
アルカロイドアコニチンと言う成分を含んでいて、大量に食べると痙攣して最悪の状況になるのだとか・・








ニリンソウ(可食)と間違える、シドケ(モミジガサ・可食)と間違える、といった報道が毎年のように聞かれます。
民家付近に群生している場合もありますので、気をつけたい植物の一つです。

春の味わい

お久しぶりの更新でございます。。



秋田市も桜の開花宣言が出されまして、待ちに待った春到来です。
今年は様々な催し物が中止されていて街はひっそりとしてますが、それでも桜は咲くのです。


桜が咲けば、山菜も活気付くのね^^


芹をこれでもかっ、と投入した鰊蕎麦。旨し!
手前は芹、奥はヒロッコ。右はバッケの天ぷら。中央には甘辛く煮た身欠き鰊。
今の季節限定の贅沢蕎麦の完成です。




数年ほど前までは、芹の旬は秋だと思っていましたが、実は春だったのかな・・





笹竹の子もぼちぼち出始めました。



今採れるのは鉛筆位の太さの物です。もう少ししたら親指位の太さの竹の子が採れますね。
最終的には、孟宗竹かな。





野生のニラも真っ盛り。




茹でたニラに卵黄を落としたニラ玉、餃子、生のニラを刻んで納豆にIN!ネギより旨いニラ納豆。
栽培ものには敵わない甘さ、食感、風味。良いですよ~~元気の素だね^^






そろそろ畑にも取り掛からなければ。
まずは、草取りだね。
頑張るぞ~~。

野芹

毎年梅が咲く頃になると野芹を摘むのが我が家の定番。
早速いつもの芹エリアへGO~~


休耕田の一角ですが、一面芹!




15cm~20cmに育った芹。葉っぱを軽く撫でるだけでいい香り。。






土に軽く指を差し込むだけで簡単に採取できます。
食べるときは根の間や葉の付け根の泥を丁寧に洗いますが、保存するときはこのままタッパーに入れて冷蔵庫へ。
一週間位は元気な芹のままでいてくれます。




お浸し、鍋、味噌汁も天ぷらも良いけれど、やっぱり鰊蕎麦ね^^
甘辛く煮た身欠き鰊と芹はお蕎麦との相性抜群なんですよ。
20cm位に伸びたヒロッコを薬味に、ふきのとうの天ぷらも添えましょう。



そうそう、芹ポイントへ向かう途中、車の前を素早く横切った動物が。。



狐ですよね。
枯れた芦?の中に逃げ込んで、様子を伺っているかな。
車の中からで、しかもかなり遠くてボケボケの写真ですが。。




キクザキイチゲはまだ蕾。








桜の蕾も若草色になって、開花まではそんなに時間は掛からないことでしょう。


春本番はもうすぐ。
今年も元気に山菜ゲット出来ますように^^

バッグ完成。

お久しぶりの更新でございます。


3月は我が家へ遊びに来てくれている学生さんたちの演奏会、送迎会などが目白押しの季節なんですが、今年はそのほとんどが中止となり、秋田大学は卒業式も入学式も中止になりました。
3月1日は秋田大学ブラスバンドの地方公演でしたが、中止に。
3月8日は同大学ニューブラス・アンサンブルの定期公演でしたが、中止にしても会場のキャンセル料が発生することから、無観客で演奏して、音源をネットで配信することにしたそうです。
今まで練習してきたのだから、誰かに聴いてもらいたいという彼らの気持ちは大事にしたいものです。



さて、タイトルの「バッグ」ですが、
以前友人から譲ってもらった端切れの中に紛れていた、作りかけのバッグが完成しました。



元々はこんな感じでした。



半円状のバッグになる予定だったのでしょうね。
黒々とラインは引かれていましたが、残念ながら予定通りには行きませんでした。




サイズは23x14x7(cm)

持ち手は¥100ショップのステッチテープを布で包んだものです。
本体に縫い付けて飾りボタンを付けたら完成です。




ファスナーのチャームには綿を詰めたボンボンを一つ。


作りかけの物はもう一つ、クッションカバーです。
今年は暖かい日が続いていますので、山菜も早いことでしょう。
忙しくなりますね。クッションカバーに着手出来るのは何時かしら^^