ハタケシメジ

またまたキノコのお話でございます。
この時期は3日と空けずにお山へ繰り出している野良猫夫婦。
7日は秋田市植物園へナラタケの様子見です。

駐車場に車を置いて真っ直ぐに沢筋のナラタケポイントへ。。
3箇所有るポイントの内2箇所は既にどなたかが採取済みで、残っていたものは雨に当たったらしく幼菌でも傘の裏が黒く変色していました。
足場の悪いぬかるんだ沢筋に好んで発生しているのに、水には弱いのね~~





結局レジ袋半分も採れずに移動です。

5日に見つけたハタケシメジの様子を確認しに行ってみました。






手頃な大きさの株を3個採取して、慎重に辺りを捜索すると幼菌が4株有ったので
週末あたりに行ってみましょうか。




ナラタケは秋田では”サワモタシ”と呼ばれ、今の時期はスーパーでも売られているとてもメジャーなキノコです。
ネット等の情報では6~7種類に分類されてるようです。煮物、汁物などに利用される他、茹でて塩蔵するなど人気のキノコなんですが、
数年前に毒キノコに降格となりました。
でも、「毒キノコを売るなんて、秋田ってひどい所ね・・」なんて思わないでください。
どんなキノコでも食べすぎるとお腹壊れます。
美味しいからと言ってお腹いっぱい食べるものではないんです。
更に、しっかり加熱しないと大抵のキノコは中毒します。
マッシュルームは生食出来るらしいですが、特別な例かと思います。
中には、網焼きはNGだけれど汁物はOK(マツオウジ)とか、酒のつまみにはNGなんていうキノコも有るようです。


今年は猛暑の後の適度な雨と、急な気温低下のせいかキノコが多く発生していると思います。
普段は見ることのないキノコも多いです。
触っただけで手がかぶれるキノコ(カエンタケ)も身近に発生していると報道されていました。



コロナ禍で旅行を控えている方々、家族でキャンプなんて楽しいですよね。
でも、決して浅い知識で山のキノコを食べないでください。
手触り、茎の折れ方、根の形等、写真では解り難い特徴が有るんです。



楽しいアウトドアイベントを願っております。



~~おまけ~~

5日に山の栗を拾いまして、夜にネットのドラマを見ながら皮を剥いてね、6日は栗ご飯でした。





山栗は小さいけれど甘さが多く、しっかりとしているのでいいですね^^
ハタケシメジ、人参、油揚げもお供に投入してスイッチON⤴

石川県産のハタハタの醤油焼きとナラタケと大根の味噌汁もナイスぅ。。(自画自賛(._.)