オニナラタケ

キノコ採取も終盤となりまして、雨のやみ間にナメコの様子見に出掛けた野良猫夫婦。

ナメコポイントの前にチャナメツムタケとシモフリシメジの様子を伺います。



チャナメツムタケは出始めで5個だけ。シモフリシメジは1個・・まだだったようです。





ハタケシメジポイントを通過してナメコポイントへ。


途中、オニナラタケを発見。
曇り空の林の中、薄暗くて中々ピントが合いません。。











立ち枯れた木と倒木に発生していました。周辺には黒く変色したナラタケが足の踏み場も無いほどに。
遅かったのね。ここは毎年タイミングを逃す場所です。
すぐ近くには大きな栗が拾える斜面が有って、クマに遭遇する確率が高そうなので気がすすまない場所の一つなんです。
足繁く通っていればタイミングを逃す事は無かったかもしれません。
でも、クマは怖い!


オニナラタケは世界一大きな生物と言われています。
菌糸が大きな山一つを覆っているのだとか。
アメリカでは東京ドーム数百個分の広さのものが確認されたとか。。


通常のナラタケと比べると傘も茎もかなり頑丈です。茎を折るとポキっと音がするくらいです。
ツバもしっかりしていて、傘の表面は水に漬けてもあまりヌメリはありません。

オニナラタケは茎が消化不良を起こす事が有るので、傘だけをハサミで切って採取する方も多いようです。

今回採取したものは幼菌の内はヒダが白ですが、古くなるにつれて黄色になり、やがて茶色に変わると思われます。


そうそう、ナメコはまだ見えませんでした。
来週あたりまた行ってみましょうか。。。





~~おまけ~~


20日の夕日