阿櫻

またまたお酒の話題でございます。


こちらは、つっちーから頂いた誕生日のプレゼント。





「阿櫻 特別純米 無濾過原酒 生酒」
秋田県横手市 阿櫻酒造
精米歩合 60%



おつまみは、ニシンの切込み(市販品)、豚肉と細切り野菜の中華風。


なかなか存在感のある味わいです。
鼻から抜ける香りが何なのか暫く考えたんですけど、ほんのり桜かな~。。。
決して、でしゃばらず邪魔にもならず、でもちょっと気になる。
まるで、道で美女とすれ違って12歩歩いたところでふっと残り香に気づく感じ。。。?



~オマケ~

24日、以前大好きだった「橅のいぶき」を久しぶりにほんの少し飲ませてもらいました。
昔は、まりえってぃちゃんと2人で一升近く開けるほど美味しかったお酒。飲んでいるうちに少しづつ風味が変わって、それが楽しくって、たとえ飲み残しても冷蔵庫の中で進化する。一升のお酒で2度も3度も楽しめるお酒だったのに。。。それなのに・・
昔の様な芳醇な香りも、ずっと続く深い味わいも無く、タダのまず~い酒になっていました。残念な事です。


聞くところによると、同業他社に吸収されたのだとか・・・
仕方がないことなのでしょうね。
いっそ違うラベルで販売してほしいものだ、と心が痛みました。

昔ながらの製法で、頑固に酒造りをしても売れないことには経営が行き詰まる。
今どきの日本酒は、もはや日本酒とは呼べない代物も多い中で杜氏さんたちは苦悩しているのでは・・と思ってしまいました。

真面目に酒造りをしている酒蔵が減少していくのは、とても悔しい事ですね。