菊水の辛口

キノコ採取も一段落しまして、お久しぶりの一人酒でございます^^
本日は
新潟県新発田市 菊水酒造
「菊水の辛口」
精米歩合70%






醸造アルコールを加えた、いわゆる”アル添”のお酒です。
スッキリとしていて後味爽やか。
今流行りのフルーツ感とか華やかな香りは無いけれど、米の酒って感じが気に入っています。
4合瓶が1000円でお釣りが来るお値段もナイス⤴


おつまみは、
鶏皮ポン酢・・冷凍庫に眠っていた鶏皮の脂を除き、茹でて冷ましたものにポン酢をかけました。
やわらか菜の浅漬・・小松菜の浅漬らしいです(市販)
そして、茄子の花寿し。



      


横手市在住の義母の友人が毎年作ってくれるものです。
輪切りにした茄子の上に小菊をあしらい、鷹の爪を一つずつ乗せた手の混んだ漬物です。
寿司と言ってもご飯がメインでは無く、酸っぱくも無い。茄子の色を出す為の秘密の作業が有るらしいです。

実はこの漬物、一年前に作ったものです。
茄子のモチッとした食感は、茄子と菊を接着する為のもち米の効果でしょうか。
大事に大事に少しずつ食べて、この2個が最後なんです。
茄子は甘めで菊はほろ苦い、鷹の爪はお好みで。(食べなくてもいいです)



秋田のソウルフード
いぶりがっこもキョロギもナタヅケもいいけれど、茄子の花寿司もオススメですよ。




また今年も頂けますように。。と願うばかりです。

はじめまして~

キノコの話が続きます。

9日のこと、いつもの雑木林に出掛けた野良猫夫婦。
松、楢等が混じった林でアミタケ、オニナラタケ、オオギタケ、チャナメツムタケ、クリタケ、シモフリシメジが採取できるお気に入りの場所なんですね。

山の中腹付近でキレイな黄色いキノコを発見しました。
もしやクリフウセンタケかと思いまして、サンプルをお持ち帰り^^


傘は水に浸けると少々の粘性を帯び、若いものにはクモの巣状のツバが有り、開いたものの傘の下には茶色のツバの跡がうっすらと確認できました。
ヒダは白色でかなり密です。
水に浸けて暫くは水を弾く位でした。
茎は白く繊維質で、光が当たると少し艶が有る感じ。
胞子紋は茶色。
よく似たカキシメジ(毒)の胞子紋は白なのでこの時点でカキシメジは否定されました。

10日に一個を小さく切って茹でて、いよいよ実食!
5時間後、異常なし。(^^)なので、残りの5~6本を味噌汁で頂きました。
癖がなく、程よく出汁も出て端切れもよく美味しいキノコでした。



念願のクリフウセンタケを漸くゲット出来たぁ~~と浮かれて、
11日に同じ場所へGO~~きっとまだ有るはず・・・とね。







有りました。
少し開きすぎ(古い)かな?とは思いましたが、迷わず採取。
ウキウキ気分で次の日のお昼のうどんに乗せるべく下処理をして、醤油煮にしたのでした。
ところが・・・苦かった。サンプルで採取したのは苦くなかったのに。
検索してみたら、発生場所によっては苦いものも有るらしい 残念!
でも負けないわよ~せっかく見つけたお初のキノコ。
群生するって言うし、もっと見つけてうどんに乗せるぞ~~(笑)





もう一つ、お初のキノコが有ったのよ。


アブラシメジ

ごめんなさい。手ブレしてますね。




とんでもないほどのヌメリ。傘だけではなく茎までヌメヌメです。
かなり特徴的なキノコで、似たキノコはヌメリササタケ(食)
念の為の胞子紋は茶色。
食べ方を検索してみたら、中華丼ですって。
とろみ付けの片栗粉要らないかな~って感じ。


そんな訳で、
11日の我が家の夕食は
アブラシメジ入の中華丼と
サンプルで採取した苦くないクリフウセンタケの味噌汁でした。。とさ^^

ハタケシメジ

またまたキノコのお話でございます。
この時期は3日と空けずにお山へ繰り出している野良猫夫婦。
7日は秋田市植物園へナラタケの様子見です。

駐車場に車を置いて真っ直ぐに沢筋のナラタケポイントへ。。
3箇所有るポイントの内2箇所は既にどなたかが採取済みで、残っていたものは雨に当たったらしく幼菌でも傘の裏が黒く変色していました。
足場の悪いぬかるんだ沢筋に好んで発生しているのに、水には弱いのね~~





結局レジ袋半分も採れずに移動です。

5日に見つけたハタケシメジの様子を確認しに行ってみました。






手頃な大きさの株を3個採取して、慎重に辺りを捜索すると幼菌が4株有ったので
週末あたりに行ってみましょうか。




ナラタケは秋田では”サワモタシ”と呼ばれ、今の時期はスーパーでも売られているとてもメジャーなキノコです。
ネット等の情報では6~7種類に分類されてるようです。煮物、汁物などに利用される他、茹でて塩蔵するなど人気のキノコなんですが、
数年前に毒キノコに降格となりました。
でも、「毒キノコを売るなんて、秋田ってひどい所ね・・」なんて思わないでください。
どんなキノコでも食べすぎるとお腹壊れます。
美味しいからと言ってお腹いっぱい食べるものではないんです。
更に、しっかり加熱しないと大抵のキノコは中毒します。
マッシュルームは生食出来るらしいですが、特別な例かと思います。
中には、網焼きはNGだけれど汁物はOK(マツオウジ)とか、酒のつまみにはNGなんていうキノコも有るようです。


今年は猛暑の後の適度な雨と、急な気温低下のせいかキノコが多く発生していると思います。
普段は見ることのないキノコも多いです。
触っただけで手がかぶれるキノコ(カエンタケ)も身近に発生していると報道されていました。



コロナ禍で旅行を控えている方々、家族でキャンプなんて楽しいですよね。
でも、決して浅い知識で山のキノコを食べないでください。
手触り、茎の折れ方、根の形等、写真では解り難い特徴が有るんです。



楽しいアウトドアイベントを願っております。



~~おまけ~~

5日に山の栗を拾いまして、夜にネットのドラマを見ながら皮を剥いてね、6日は栗ご飯でした。





山栗は小さいけれど甘さが多く、しっかりとしているのでいいですね^^
ハタケシメジ、人参、油揚げもお供に投入してスイッチON⤴

石川県産のハタハタの醤油焼きとナラタケと大根の味噌汁もナイスぅ。。(自画自賛(._.)

アミタケ

お久しぶりの更新でございます。。

天気がいい日は畑だ~~、海だ~~と駆け回っている野良猫夫婦。
猛暑も過ぎて漸く秋の気配・・と思っていたら急に寒いくらいの気温になり、慌ててお山へ~~


23日に見つけたセンボンシメジの幼菌は無事に成長しておりました。





もう一つの株は残念ながらどなたかに蹴散らされていました。





この周辺はアミタケ狙いのキノコハンターばかりの場所ですから、センボンシメジを知らない方が多い様です。
知らないキノコには手を出さないのが懸命ですからね。



★秋田では、センボンシメジ(シャカシメジ)はそんなにメジャーなキノコではないのです。嬉しい限り^^


センボンシメジを3株採取しまして、アミタケを探して少し奥へ入ってみましたが、先客がいたので次のポイントへ移動です。
先客を見つけたら、邪魔をしない様に退散するのがお山の約束事なんですね。



☆正直なところ、アミタケポイントの奥にはハタケシメジのポイントが有るのですが、先客が後をついてくる可能性が有ったもので、避けたんですね。








このポイントは我が家が一番乗りだったようで、いいサイズのアミタケが採れました。
幼菌もかなり多く有って、残してきましたから明後日辺りまた行ってみますか^^





本日の採れ高はこんな感じでした。





釣りは”ボウズ”が有るけれど、山はボウズがなくていいですね~~





~~~おまけ~~~

22日の夕日








今年の釣りはあまり芳しくないですね凹む。。。

暑いけど、秋

9月に入ってもかなり暑い日が続いています。
雨も少なく、今年のきのこ様はどんな具合かな~と思いまして、9日にいつものきのこポイントへ行って見ました。

例年なら草むらには点々とドクベニタケが発生している時期なのですが、今年は2~3個だけ。
「毒キノコすら出てないものね」と諦めムードの中、ポイントに到着。足元に気を配りながら探すと。。。


有りましたよ^^



今年最初のセンボンシメジ発見です。
ただちょっと小さかった。小指の先くらいの大きさでは採取はしません。
明日もう一度行ってみます。
誰にも見つかりませんように🙏


猛暑が続いているけれど、お山はしっかり秋でした。





~~おまけ~~


90cmの「ダツ」が釣れました。







怪しげに光る細長い魚に、恐る恐る近づき様子を伺うにゃん。
こんなに長い魚ですが、骨が太くて身が少ないのでぶつ切りにして素焼きにした後、出汁用に保存します。
出汁を取った後に骨を除いて身をほぐし、にゃんのご飯になりました。


ダツは光るものに突進する習性があるそうで、
鋭く尖った口はダイバーのゴーグルを貫通するほどの威力があるそうです。
夜釣りの明かりにも寄ってくるそうで、「殺人魚」とも呼ばれるらしいです。

そんな話を聞くと、釣ったというよりは駆除したと言ってもいいのかもしれません。
ライフジャケットも大事だけれど、海に潜む危険生物にも気を配らなくては。。

月下美人

今年最初の月下美人が咲きました。










慣れないストロボ使用で、白飛び気味ですが・・(・・;)



数年前まではひと夏で6~7個の花が咲いたことも有ったのですが、最近は植え替えも鉢増しもしていないもので、花の数はかなり減ってしまいました。
今の所、あと一つ蕾が見えていますので、うまいこと咲いてくれればいいのですけれど。。



盆も過ぎて、夜はかなり過ごしやすくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。
秋田は今週いっぱい30度超えの予報が出ています。
皆様、どうぞご自愛くださいませ。

長い夜

お久しぶりの更新でございます。
新型コロナウイルスの波がジワジワと秋田にも牙を向きはじめまして、
ビクビクしながら生きておりました(・・;)


さて、滅多に製作途中など公開しない野良猫主婦ではございますが、
自分への戒めの意味も含めまして、今回意を決して公開いたします。


まずは、数年前に着手してその後中々進まない炬燵がけ。



自分的には80%の完成率なのですが、決め手が掴めず放置。
サイズは、180x180(cm)です。
パイピングの色が決まらない事と、パターンの境目に何かしらの主張をしたいけれど、それが決まらない事が作業に遅れが生じている理由なんですね。
時々しまい込んでいる袋から出してみては、溜息をつきながらまた袋に収める、という事を繰り返しています。
完成はいつになることやら。。



そして、もう一つ。




くろだあつこ氏の著書「野のキルト」に掲載されているタペストリー”木もれ日"
を参考に肌掛けを作ろうと思い立ちまして、布をカット中でございます。
前作が完成していないのにも関わらず、凝りもせず大物に手を出すなど愚かな事かとは思います。
ですが、いつの日か全てが完成する事を目標に生きていこうと思っています。。。