うみでこい

相変わらず、天気のいい火曜日は釣りに出かける野良猫夫婦。
25日は秋田大学野球部OBのH君と3人で向浜へ出かけました。
川釣りの経験が有るH君。
竿やリールの使い方もエサの付け方も知っていたので、海に着いたらすぐに釣り開始~~


まだ雪が残る鳥海山。雲が掛かっているけれど綺麗ね。





野球部では投手だったH君。
普段私が使っている竿で、まぁ~遠くまで仕掛けを飛ばすこと。。さすがだわ!


長野県出身なので、海を見るだけでもウレシイと、たいそう喜んでいました。
これで、爆釣だったらなお良かったのですが、残念ながら2時間経っても大した釣果が無かったので雄物川河口付近へ移動です。



河口付近は何時行っても沢山の釣り人で賑わっています。
アタリもそこそこに有って、きれいな夕日も見れていいね~。。







飛行機雲も綺麗。。




ぼんやり夕日を見ながらのんびり釣りを楽しんでいた野良猫主婦。

次の瞬間、大きなヒット。大して動かないのにかなり重い手応えに”もしかして巨大なゴミを釣ったかな”と思ったのですが、ゆっくり横に動く糸を見て生体反応確認!
竿折れないかと心配する前に、リールが”パキッ”と音を上げたものだからかなり焦りました(^_^;)


やっとの思いで釣り上げたのは、




鯉!
海で鯉釣るとは!
しかもでっかい。




58cmの鯉。でも~かなりスマートなのね。まるでモデルみたい。
私が知っている鯉はもっとコロンとしていてメタボ体型なのに・・
何はともあれ、どうやって食べるかを検討した結果、甘露煮に決定しました。


早速鯉料理のレシピをググッとな^^

まず泥を吐かすらしいのですが、家に戻ったときには既に絶命していたので、3日程掛けて泥を吐かすなど出来ない。
次に気になったのが”苦玉”を破ったら全て食べられなくなると言う事。


迷った末、苦玉を破らないように内蔵を残したまま筒切りにする自信が無かったので、
ウロコを取り、頭を落とした後、腹を割り内蔵をそ~っと出してから、4~5cmのぶつ切りにして、湯引きした後冷水で洗い、酒、醤油、水、砂糖で煮ることにしました。


身を切ってみて判ったことですが、脂がほぼ無かったのです。卵も白子も無くてオス、メスの区別もつかない。
鯉の産卵時期は春から初夏だそうです。もしかしたら産卵直後のフラフラの鯉さんを釣ってしまったのかしら。




半日位弱火で煮ると、骨も食べられる程柔らかくなるのだとか。。。がんばります^^
ず~~っと火に掛けておくことは出来ないので、延べ半日煮込む事にしました。



9時間煮込んだものを試食してみましたが、泥臭さは殆ど感じませんでした。
中骨はまだ固くて歯が立たない状態でしたが、小骨は違和感なく食べられました。


もう少し、煮込んで見ますか^^
美味しくなりますように~☆