過去を仕立てる 〜2〜


遠い昔、トップだけ作って放置していたものです。
どーしてここにこの色?と思いながら針をすすめました^^


サイズは3個とも大体、15x14x4位です



ひっくり返すとこんな感じ。




更に、ひっくり返したところ〜〜




ファスナーの端っこは裏打ち布の端切れで隠します。





ここでパッチワークについて軽く書いて見ます。


ピース
型紙を当てて縫いしろを付けて裁った布の事。
この布を縫い合わせる作業をピースワークと言います。


ブロック
所定の枚数を縫いあわせたもの。


パターン
様々な形のピースを組み合わせて出来る一定の形。


トップ
ブロック、又はパターンを縫い合わせ好みの大きさにして
縫い代を倒しアイロンを当てたものを言います。


キルティング
トップ、中綿(ドミット芯など)、裏布を重ねて3層になったものを
ぐし縫いで一気に縫っていく事。



これらすべてをひっくるめてパッチワークと呼ぶのだと思います。
小さなものだと、小銭入れ、名刺入れ、ポケットティシュカバーなど。
大きいものだと、コタツカバー、ベットカバーなど。。



パターンを決めてから布を選び、ピースにしてブロックをつくります。
ラティス(ブロックの仕切り布・無くても良い)を付けてから
ボーダー(周りに付ける布・無くても良い)を付けたら
トップの完成です。

丁寧にアイロンを当ててから中綿、裏布を重ねてしつけをかけたら
キルティングです。
根気の要る作業が続きますが、完成したときの嬉しさは
例えようが無いくらいです。


元々、アメリカへ移り住んだ方達の知恵から生まれ、
日々の生活に役立てようとした女性たちが確立したもの。
当時貴重だった布を無駄にせず、大切に最後まで使うための技術です。





今は、
新しい、大きな布を切り刻んで
また
縫い繋ぐ事に何の意味があるのか?と思い
まるで、迷路に入り込んでしまった様な状態。





でもひとつだけはっきりしていること
それは、好きだから。
「好き」には理由は要らないよね。





駄作だけれど、これが私の歴史